星空

今日はプラネタリウムに行ったよ。中野にあるの。普通に本格的なのに一回200円。やっす!一緒に行った友人は日ごろの疲れを睡眠によって癒す時間だと割り切っていたみたいですね。ドンマイ。
まずは秋の星座の解説。古代のどこかの国に思いをはせる…。だれかが「あの星の並びはナントカに見える」と言い始めて、いつか遠く離れた日本の私までがそれを共有する…なんというロマン!いつまでたっても「わし座」しか覚えられないけど星空っていいね。すなおにいいね。小さい頃はよく父親の趣味でキャンプに行って星を見たなあ。流れ星も見たなあ。でもいちばんたくさん星を見たのは、中学3年生の語学研修でオーストラリアにホームステイしに行ったとき。メルボルンから車で3時間のド田舎で、ホストファーザーはトラックの運転手だった。そのトラックに乗って、星のきれいに見える丘に連れて行ってもらった。ほんと、プラネタリウムみたいな空が広がっているの。北半球に住むわれわれあこがれの南十字星もそこで見たけど、正直ただの十字だった。そして足元を見るとおびただしい数のコオロギが跳ねまわっていて、鳴かないコオロギなんてゴキブリと同じくらい気持ち悪いからほんとにやだった、ヤッキー!って話がそれたけど、プラネタリウムなんて行くの久しぶりすぎてドキドキワクワクしてしまった。あっあとさ、星座の説明と一緒にそれにまつわるお話も聞けるんだけど、ギリシャ神話って神様に人間味があって好きだなー。小さいころよく読んでたなー。古事記と似てるじゃんって思ってた。認識が間違ってたらすみません!でも、古事記ギリシャ神話も、私たちは神様の子孫なんだと思えるところが好き。古事記はたしか、福永武彦の『古事記物語』が好きでよく読みました。家にある本には大学時代と思われる父の落書きが…。そういえば最近の本ってあんまり箱ついてないよね。入れるときに空気がしゅーって抜けてくやつね。
話を戻そう。このプラネタリウムでは月ごとにお勉強特集みたいなものをしているようで、今月は「夜の空が暗いのは?」というお話。そりゃ太陽がないからでしょ。って簡単に言っちゃいけないんです。だって明るい星が宇宙にはたくさんあるじゃない!っていうところから話は始まり、ビッグバン理論の説明まで及ぶ。うおおおお。宇宙ってある一点から始まるんだよね。一点の周りには何もない、んだよね?むむ…。私はここでパラレルワールドに思考が向かってしまいます。
前も書いたけど、日常の中にいると、宇宙のことなんて考えなくなっちゃうから、ひまなときにまたあのプラネタリウムに行こうと思うよ。すばらしく空いているのでカップルはいちゃいちゃし放題だから彼氏彼女のいるみんなは行けばいいんじゃないかしら。いないみんなも行けばいいわよ。